96猫 フルアルバム「O2O」とは？
こんにちは、中島です。
今回は2017年10月11日に発売された96猫さんの初のフルアルバム「O2O」を
紹介していきたいと思います。
まずは、96猫さんのプロフィールから
（画像引用：https://twitter.com/96__neko）
ツイッターフォロワー数、約100万人！
動画共有サイトで人気の女性シンガーが遂にデビュー！
色っぽい女性の声や、少年声など七色の歌声を持ち合わせており、その中性的な歌声
がリスナーを惹きつけ、若い女性を中心に支持されている。
精力的に動画投稿と生放送を行っており、ニコニコ動画とYouTubeの動画累計再生数
は１億回を超える。
（引用：http://96neko.jp/profile/）
そして、とうとうフルアルバム「O2O」をリリース
O2O 通常版
（画像引用：http://96neko.jp/disco/archive/?SRCL-9537）
収録曲
DISC 1
1. Primitive emotion
2. Flaming now
3. マジでBI BI DA BOO
4. Crimson Stain
5. MOTHER ～7S Ver.～ with 奥華子
6. TPOK
7. 螺旋
8. シャッターを切る
9. 青春はトランキライザー
10. 嘘の火花
DISC 2
1. ELECT
2. オレンジ
3. ハロ/ハワユ
4. シャルル
5. アスノヨゾラ哨戒班
6. インタビュア
7. 惑星ループ
8. ツギハギスタッカート
9. ニア
10. はなまるぴっぴはよいこだけ
O2O 初回盤
（画像引用：http://96neko.jp/disco/archive/?SRCL-9534）
今作の最大の特徴はCDが２枚入っておりDISC 1は“オリジナル盤”
DISC 2“歌ってみた盤”なっています。
また、初回盤にはラバーストラップ(4種よりランダムで1種)が封入されています。
（画像引用：http://96neko.jp/O2O/special/）
ちなみに私は初回盤を購入しました。
ラバーストラップは右から2番目の黒猫でした。
そして、もう一つ このアルバムの魅力があります。
それは”安い”というところです。
CD2枚組で大ボリュームなのに価格が通常版で2000円台と
他のCD2枚組のアルバムと比べて安い価格なので
少しでも気になった方が手に取りやすくなっています。
今回はDISC 1の“オリジナル盤”のみ紹介していきたいと思います。
DISC 2“歌ってみた盤”はいくつかオリジナルを知らない曲がありましたので
割愛させていただきます。
1. Primitive emotion
1曲目に相応しいミクスチャーロックのような曲。
96猫さんの声が映えるように曲の展開はシンプルになっている。
しかし、その展開の中でサウンドを分厚くするバンドサウンドや
鋭い中低音が目立つ打ち込みが曲の少しミステリアスさがある世界観を
作り出している。
そこに96猫さんの冷たさを感じる声が曲の世界観をより広げ
壮大な曲となった。
2. Flaming now
90年代の音数が減ったハイブリッドなポップスを彷彿とさせる曲。
全て打ち込みで1曲目と違う雰囲気がある。
それに合うようなミドルよりの声。部分部分に声にエフェクトがかかっていて
サウンドのエレクトロさに一役買っている。しかし、エレクトロ過ぎず
人間らしい声の温かみが前面に出てている。
曲は90年代ぽさがあるが歌詞は現代のSNSから見る日常を描かれていて
そのギャップがとてもいい。
3. マジでBI BI DA BOO
前の2曲と同じ人が歌っているのか疑うほどの声。大人っぽい声が2曲続いたが
この曲は急に少女のような声で初めて聴いたときはとてもびっくりした。
曲はバンドサウンドがベースのアイドルソングみたいなキュートなポップソング。
声を重ねて録っているため奥行きを感じる。誤解されそうな曲だが
とても丁寧に作られている。
4. Crimson Stain
影鰐-KAGEWANI-承」の挿入歌。激しいバンドサウンドにストリングスが入り
とても鋭くカッコよくなっている。
そこに中低音よりの深みがある声で曲にツヤを出している。
5. MOTHER ～7S Ver.～ with 奥華子
奥華子さんらしさがあるピアノを基調としたバラード。
終始ピアノとストリングスのみだが曲に広がりがある。
声はシンプルに且つ丁寧に歌い上げ曲のメッセージがとても伝わる。
歌詞は奥華子と96猫さんとの共作でとても良い歌詞になっている
6. TPOK
感動的なバラードの後にこの曲を持ってくるとは！
96猫さんの音楽性の幅の広さを改めて感じる曲。
声は少女を通り過ぎて幼女のような声。
バンドサウンドがベースのポップソング。とてもかわいらしい。
歌詞の内容は、あるような無いような… ただタピオカについての内容です。
7. 螺旋
バンドサウンドが基調になりつつもピアノやストリングスが入ったりして
とてもスタイリッシュな曲。
曲が複雑に展開していくので雰囲気が変わっていく。
大人っぽいツヤがある声がとてもいい。
8. シャッターを切る
ミディアムテンポの落ち着いた曲。
ストリングスで曲の壮大さがありつつも控えめなエレキギターや
キーボードなどの前に出すぎないバンドサウンドがメロディックさを奏でている。
きれいで伸びやかな声が聴いていてとても心地がいい。コーラスが絶妙で良い。
9. 青春はトランキライザー
ソリッド且つ激しいバンドサウンドに軽いシンセサイザーが入りポップさがある曲。
今作の中で比較的ベタなJポップだと思う。
だが、1番と2番で構成は違っていて雰囲気が変わる。
今までの曲と比べて声がとても力強くて曲にパンチ力がある。
10. 嘘の火花
アニメ「クズの本懐」のOPテーマ。
構成がとてもシンプルでスラっと曲が進んでいる。
サウンドはバンドで音が少なめでシンプルにである。
声がとても綺麗である。温かみのある伸びやかな声が
曲にソリッド且つ丸みがある。
皆様 いかがでしたか？
96猫さんの声は引き出しが多くて音楽性が広くて好きです。
気になった方 チェックしていない方
ぜひ、アルバム「O2O」を手に取ってみてはいかがでしょうか。
